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F.M.: The Lif of Frederick Matthias Alexander

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Michael Bloch著"The Lif of Frederick Matthias Alexander"は、オーストラリア時代をまとめたMcLeod著"Up From Down Under"やアレクサンダー家をまとめたEvanse著"Frederick Mattias Alexander: A Family History"などの伝記と比較すると、包括的にFMアレクサンダー(以下アレクサンダー)の生涯とワークの発展が著されています。アレクサンダーテクニーク(以下AT)教師の中では有名なエピソードも含まれています。

『自己の使い方』の第一章「進化するテクニーク」にある自伝的な文章を読むように勧められることがあります。しかし、当該テクニークをどんな人間が生み出し発展させたのか、それを知りたい人にとっては、これだけでは不十分です。"Articles and Lectures"にある自伝(『人類の最高遺産』付録「自伝的小品」)と本書を合わせて読むことで、彼の人物像が浮かび上がることでしょう。

おそらくアレクサンダーの伝記としては、他の伝記と比べるとより広く読まれていると思われます。

Up From Down Under

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Rosslyn McLeod著"Up From Down Under"は、副題に"The Australian Origins of Frederick Matthias Alexander and the Alexander Technique(オーストラリアに起源を持つフレデリック=マサイアス=アレクサンダーとアレクサンダーテクニーク)"とあるように、F.M.アレクサンダー(以下アレクサンダー)のオーストラリア時代に焦点を当てた伝記となっています。「Down Under」というのは英国から見た反対側、つまりオーストラリアという意味になります。

アレクサンダーの生涯について語られるとき、ロンドンに移住して以降のことが主に言及されます。本書は英国から流刑にあったアレクサンダーの祖先から始まり、出生地タスマニア島からロンドンへ移住する前のオーストラリア時代ついて、その歴史やアレクサンダーと関わった人物を取り上げながら調査されています。

オーストラリア時代の資料は少ないですが、本書では当時の広告などアレクサンダーに関する貴重な資料が転載されています。本書を読むことでアレクサンダーがオーストラリアでどのような手法を教えていたのか、その断片が垣間見られます。著者は他にDVD"Frederick Matthias Alexander, His Life, His Legacy"を出しています。

2018年11月、著者本人に会ってきました。

Aphorisms

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アフォリズム・Aphorismは「金言・格言」という意味があり、当時FM氏の秘書をしていたエセル=ウェッブ女史が盗み聞きして書き留めたものです(F.M. Alexander, Aphorisms (Mouritz, 2000), pp.6-7)。文脈や前後の繋がりもなく、ほとんどが短いものですが、ワークを体験された方には様々な捉え方ができるかもしれません。初めに紹介されたのは1972年のアレクサンダージャーナル7号で、ウィルフレッド=バーロー博士によって発表されました。その後、"Articles & Lectures"に'Teaching Aphorisms'として再掲されました。

アフォリズムは全部で122個あります。日本語版『@MSI』の付録に'Teaching Aphorisms'の日本語訳が付いています。また、ATJの参考資料にはその全文が掲載されています。

'Teaching Aphorisms'との違いは、本書ではBirgit Meyer-Woyckeによるイラストがアフォリズムと共に掲載されています。Mouritzで購入可能です。

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