Up From Down Under

2017/01/16
2019/01/09

Rosslyn McLeod著"Up From Down Under"は、副題に"The Australian Origins of Frederick Matthias Alexander and the Alexander Technique(オーストラリアに起源を持つフレデリック=マサイアス=アレクサンダーとアレクサンダーテクニーク)"とあるように、F.M.アレクサンダー(以下アレクサンダー)のオーストラリア時代に焦点を当てた伝記となっています。「Down Under」というのは英国から見た反対側、つまりオーストラリアという意味になります。

アレクサンダーの生涯について語られるとき、ロンドンに移住して以降のことが主に言及されます。本書は英国から流刑にあったアレクサンダーの祖先から始まり、出生地タスマニア島からロンドンへ移住する前のオーストラリア時代ついて、その歴史やアレクサンダーと関わった人物を取り上げながら調査されています。

オーストラリア時代の資料は少ないですが、本書では当時の広告などアレクサンダーに関する貴重な資料が転載されています。本書を読むことでアレクサンダーがオーストラリアでどのような手法を教えていたのか、その断片が垣間見られます。著者は他にDVD"Frederick Matthias Alexander, His Life, His Legacy"を出しています。

追記:2018年11月、著者本人に会ってきました。『Up From Down Under』の新版がMouritzから出ました。

研究

FMアレクサンダー, 資料, 伝記