アレクサンダー探訪 (18) メルボルンでの調査

FMアレクサンダーはメルボルンで俳優生活をはじめました。コンペティションに優勝し、いざプロとして活躍しようとしたところで失声になりました。おそらく当時の演劇訓練を基礎とした改善法に取り組んだと思われます。失声から回復後に公演活動をいくつかしました。その後タスマニアとニュージーランドでツアーをおこないます。

メルボルンに帰ってきたアレクサンダーは俳優と教師の2足のわらじをやっていました。自分を宣伝するためにツアーをメルボルンを中心に100km圏内の街でも公演活動とレッスンをしていました。彼が公演していたホールは今も健在で、今も多くの演劇が催されています。

彼が教室として借りていたオーストラリアン・ビルディングはすでに存在していません。しかし、彼がアマチュア時代に働いていたデパートのビルや楽器屋(現在は移転)が現在も残っています。

また、アレクサンダーファミリーの過ごしていた家は、現在は個人宅になっていますが、今も残っています。

そして毎年11月の第1火曜日はメルボルンカップで、正装した人たちが競馬場に集まります。アデレードに行く日がちょうどそのメルボルンカップでした。

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