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ロンドン

本屋

カテゴリー:記録 / タグ:ロンドン,旅行,書籍,歴史

ロンドン市内の伝統ある書店から最近の大型店まで有名どころを何ヶ所か行きました。二つほど目的があって、一つは1900年代のロンドン市内の地図を探すこと、もう一つはアレクサンダーテクニークの関連本を探すことでした。

地図探しはStanfordsという地図を専門に扱った書店に行きました。Leicester Square StationからCovent Garden Stationに行く間にある100年以上の歴史があるお店です。ここにあるCassiniの歴史地図が探していたものに合っていました。

Historical MapHistorical Map

本を読んでいて地名が出てくるので、地図は以前から探していました。しかし日本ではうまく探すことができなかったので今回探しました。それで帰国した後、もう一度探してみるとこんなのがありました。

とはいえ、紙の地図を広げた方が見やすいのには変わりありません。Old Maps Onlineではアシュリープレイス16番地の場所が確認できる地図を見つけることができますが、日本の古い地図をみるのもおもしろいです。

二つ目の目的のAT関連本の探索でしたが、期待外れでした。下記の書店をまわりました。

普段は通販で購入するのですが配送料がかかるため、良いものがあればついでに買おうと思っていました。しかし、書店ではほとんど見つけることが出来ず、YogaやTai Chi(太極拳)の方が多い印象を受けました。興味あるものはMouritz出版の著作がほとんどなので、通販で買えないわけではないですが、それでもいくつか中身を見てから買いたいものもありました。絶版になっているものはAbeBooksで探せます。もしかしたら英国ではそれぞれの教室で買えるようになっているのでしょうか?

バースの書店バースの書店

大英博物館・自然史博物館・バッキンガム宮殿など他にも観光地には行きましたが、これでロンドン旅行の覚え書きはお終いです。

ウェストミンスター寺院

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ヴィクトリア通りを抜けてウェストミンスター寺院に行きました。

この寺院は10世紀に建立されたようです。ガイドによれば1066年にウィリアム征服王が戴冠式を初めておこない、現代も当時使われた椅子が戴冠式の際には使われているようです。ここでは歴代の王・王女や政治家などが埋葬されており、建物内の床には埋葬されている人の名前が記されています。ニュートンやダーウィンなど著名人の名前がありましたが、その中に「Edward Bulwer Lytton」というどこかで見たような名前があったので、後日調べました。

Westminster Abbeyのホームページには「Edward Bulwer Lytton」が埋葬されている、とあります。彼の代表作に「ポンペイ最後の日(The Last Days of Pompeii)」があり、有名な「ペンは剣よりも強し」という格言は彼の戯曲「Richelieu」で生まれたようです。この人の一人息子が後に初代リットン伯爵になるエドワード・ロバートで、さらにその息子が第2代リットン伯爵となって、後にFMアレクサンダー氏と深い関わりを持つことになります。

第2代リットン伯爵、ヴィクター・ブルワー=リットンは英国の政治家でインドの総督でした。日本との関わりから見ると、満州事変の際に「リットン調査団」の団長として、彼は国際連盟から派遣されます。当時は満州だけでなく日本や中国も視察したようです。調査団のレポートは「リットン報告書」として日本語で全文読むことができます。

そんなリットン伯爵とFM氏との関係は、「South African Libel Case 1948」の第3巻に現れています。アレクサンダーテクニーク界隈では南アフリカでの有名な裁判ですが、そこにリットン伯爵も証人として尋問されました。(pp.833-854)この裁判記録の全文はおよそ1,400ページほどで読むのは大変ですが、裁判に提出された資料は興味深いものです。

リットン伯爵が初めてFM氏のワークを知ったときについて証言しています。

……ある友人からFM氏の著作の一冊をもらい、そのときは結婚生活の初期にあたりますが、しかし私は彼と当時出会っていませんでした。……ある若いインドの役人が体調を国内で崩して私の所にやってきました。……彼はお別れを私に言いに来たのです、私は……誰か英国内で彼の健康を回復できる人を探すことを主張しました。彼がインドに帰ってくると、生まれ変わったその男は幸せそうに元気で、すっかり自分の仕事をできるようになっていました。私は彼に尋ねました、どうやってこんなふうになったのかと、そのとき彼はアレクサンダー氏について話したのです。

Souch African Libel Case, Mouritz, p.834

このときにFM氏のことを聞いたリットン伯爵は1926年にFM氏の所へ訪問し、「私はシモンズ君[役人]と会いました、あなたが彼にしたことを見たのです。それで、もしあなたが私を助けられるならと、私は会う気になったのです。」と話しています(p.835)。伯爵の詳細な証言は「African Libel Case」を見てもらえるとわかります。編集者の紹介文をみると、この裁判記録は原本の複写(全11巻、2,232ページ)から修正を加えて8年間かけて書き起こしたもののようです。興味をお持ちの方がいたらMouritz社から購入できます(South African Libel Case 1948, Vols. 1-4)。

ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院

ギャラリー

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コートールド・ギャラリー、ナショナルギャラリー、Sir John Ritblat Gallery(大英図書館)などに行きました。

コートールド・ギャラリーにはマネの「フォリー・ベルジェールのバー」やゴッホの「耳に包帯をしたもの」がありました。13世紀から20世紀までの絵画があり、特に印象派・ポスト印象派のコレクションが展示されています。

ナショナルギャラリーはトラファルガー・スクエアそばにあります。コートールド・ギャラリーでもそうですが、ギャラリー内には展示されている絵画を模写している人がちらほらいました。作品数も多くじっくり見て回ると半日くらいはかかります。当時のリトルスクールの子ども達や練習生も訪れたようです。

ナショナルギャラリーナショナルギャラリー

大英図書館のギャラリーにも行きました。図書館内のSir John Ritblat Galleryではバッハ、モーツァルト、ベートーベンの手書き楽譜やダ・ヴィンチの手稿などが展示されています。また展示室内では電子化された資料を読める機械が設置してあり、ヘンデルのメサイアやモーツァルトの日記なども見られます。

大英図書館大英図書館
大英図書館大英図書館

写真技術のない時代は、その代わりに肖像画が多く描かれています。描かれている昔の人と現代の人の使い方を比較すると、『人類の最高遺産』の第一部に描かれていることを思い出します。美術の教科書にある写真で見ていたときは美術品というものに興味はありませんでしたが、実物を見に行くともっとじっくり見たくなります。そんな魅力をいくつかの作品に感じました。

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