視覚から入る心身調整

マインドモデリング視覚統合のワークは「みること」にを入り口に、意識的調整を学んで心身を自己調整していくワークです。

みるという言葉の中身には、目から入る情報もあれば、想像の中の映像をみたり、あるいは出来事や計画について判断したり調べたりすることも、みるという言い回しをします。

過去に「姿勢を直せば視力が上がるの?」と聞かれたことがありました。そのように思ったときにご自身で問い返してみてほしいことがあります。「姿勢を直すとはどのような考えを持って言っているのか」、「ある見え方が全身の使い方に及んでいる可能性はあるのだろうか」、「あるいは全身の使い方が見え方に及んでいるという可能性はあるのだろうか」、「そもそも視力が上がるという意味は何を意味しているのだろうか」、「何を基準として視力が良いか悪いかを判断しているのですか」、「あなたの言う視力とは一体何を意味しているのか」、「もし今よりその視力が何らかの改善したならばやりたいことが何かありますか」と。

アレクサンダー氏の『自己の使い方』から引用します。

どの吃音者でも私のところへ来て助けてほしいと望んだ方には、「どもり」が身体のあらゆる部位に及んでおり、舌と唇以外にもいろいろな面倒が起きていると示した。

F.M.Alexander -『自己の使い方』

この吃音者を近視の人遠視の人、あるいは目が良いと思っている人などに置き換えてみるといかがでしょうか。

学ぶこと

  • これから学ぼうとしている「視力」とは何を意味しているのか。
  • 目から入ってきた情報がどのように処理されているのか。
  • 見え方と全身の使い方における相互作用はどのようなものか。
  • ある使い方がみることに及ぶことで、見え方や思い方、感じ方にどのような影響をするのか。
  • みるという行為と脳内のホルモン分泌の関係性についてどのようなことがあるのか。
  • etc.

コンタクトやメガネをつけている方は時間をかけて練習をすることで、それらを日常の中でつける時間が減る方向に行きますし、見え過ぎて困っている方には考え方が変わることで、物事の見え方が変わる可能性を提示できるかもしれません。また、ある使い方やメガネ・コンタクトを使うことによって起きていた問題、例えば肩こりや腰痛、気分などの不調に対しても、そのようなこと変わることで機能が影響して、みるということに対して思い直していくと、それらの問題も減る方向へ行くでしょう。

長年してきたことをやめていくのにそれだけの時間が必要になります。お問い合わせいただければスケジュールを組んでオーダーメイドで計画することもできます。仲間がいると励まし合って一緒に継続できるかもしれないのでお友達と2、3人で受講することもお薦めしています。また、ワークショップ情報で1日(約6時間)かけて視覚統合に特化したワークショップを開催するときもあります。5、6人いれば出張にも応じます。お問い合わせください。

2013 - 2017 意識的調整実践センター