グローブ座
St. Paul's Stationから降りて南に向かい、ミレニアムブリッジを通ってテムズ川を渡った。劇場は白い円筒型の建物になっている。シェイクスピアの多くの戯曲が初演されたところだ。
観覧した演目は「マクベス」でシェイクスピアの四大悲劇の一つ。途中で観覧者が倒れるトラブルもあったが、役者らのアドリブで収めていた。今回は予約が遅くLower Galleryだったので、また観覧する機会があればYardで立ち見したいと思っている。
マクベスのプログラムをみるとスタッフの中に「Globe associate - Movement」と書かれており、アレクサンダーテクニークの教師がいることがわかる。イギリスではその他に演劇学校や音楽学校などで必須授業として導入されている。
FM氏はオーストラリア時代、ロンドンに行く前のさよならツアーで「ヴェニスの商人」と「ハムレット」を公演し、氏の監督するトレーニングコースでもその二つの戯曲を練習生達は演じることになった。また彼の朗誦家時代ではシェイクスピアの朗唱・一人芝居をおこなっている。さらにさかのぼって子供時代、学校へ登校しないことを許されたFM少年はロバートソン先生にシェイクスピアを教わり、演劇に興味を持ち始めた。
テムズ川
グローブ座エントランス
劇場