楽器博物館(RCM・RAM)
王立音楽大学 (Royal College of Music・RCM)と王立音楽アカデミー (Royal Academy of Music・RAM)の楽器博物館へ訪れた。RCMはアルバートホールのそばにあり、学校の中に楽器博物館がある。しかし当時は再建中だったため2019年以降でないと入ることはできなかった。
RCMではアレクサンダーテクニークの授業が導入されている(Alexander Technique and Aural Classes | Royal College of Music)。1949年にウィルフレッド=バーロー博士と博士の妻マージョリーがアルバートホールの近くに移り住んだ際、RCMの生徒のレッスンをしていたとResearch at The Royal College of Musicという記事に書いている。そのときレッスンを受けていた生徒さんはシンガーだったそうだ。細かい実験内容は論文を参照してもらうとして、当時の実験は一つのグループ50人のボランティアに協力を得てアレクサンダーテクニークの再教育をおこなったとある。結果は「アレクサンダーテクニークを受けた生徒の身体的な使い方には改善があり、全国音楽コンテストで大きな成功を8名の生徒が得た。そのうちの6名がセミファイナルを抜け、そのうちの1名が勝者となった [Wilfred Barlow, More Talk of Alexander (ed. Wilfred Barlow, 2005, Mouritz, pp.204-210)]」とある。
アルバートホール
王立音楽大学
楽器博物館に入ることはできなかったが、中身は電子化されている。
GOOGLE ARTS & CULTURE (RCM MUSEUM)(リンク切れ)- Musical Instrument Museum Online
The Royal College of Music Museum(ストリートビュー)(リンク切れ)
RCMの博物館はあきらめてRAMの楽器博物館に行った。Baker Street StationからRegent’s Park Stationへ向かう間にある。
王立音楽院
同音楽院楽器博物館
一階にはRAMの歴史と特別展があった。RAMは英国で最も古い音楽学校だ。特別展はヴァイオリン奏者のユーディ=メニューイン氏だった。二階は弦楽器の展示。ストラディヴァリなど歴史的な弦楽器やパガニーニの肖像画などがある。三階はピアノの展示で17世紀からのものを観られる。家庭用・ステージ用と年代順に並んでいた。
これらの博物館は観光客がよく行くような観光地でもないため、入館者はあまりいなかった。二階と三階には工房があり、そこでワークショップが開催されるようだが、その日の担当者は不在だった。
RAMでもアレクサンダーテクニークが導入されている。ここではすべての学生が一年の間、個人レッスンを受講するようになっているようだ。英国の多くの音楽学校ではアレクサンダーテクニークを導入されている。日本でも最近は音楽家に知られるようになったようで、各地で講座が開かれている。岡山では教室開講以来ずっと演奏家向けのレッスンもおこなっている。
一階にはRAMの歴史と特別展があった。RAMは英国で最も古い音楽学校だ。特別展はヴァイオリン奏者のユーディ=メニューイン氏だった。二階は弦楽器の展示。ストラディヴァリなど歴史的な弦楽器やパガニーニの肖像画などがある。三階はピアノの展示で17世紀からのものを観られる。家庭用・ステージ用と年代順に並んでいた。 これらの博物館は観光客がよく行くような観光地でもないため、入館者はあまりいなかった。二階と三階には工房があり、そこでワークショップが開催されるようだが、その日の担当者は不在だった。 RAMでもアレクサンダーテクニークが導入されている(Alexander Technique - Royal Academy of Music)。ここではすべての学生が一年の間、個人レッスンを受講するようになっているようだ。英国の多くの音楽学校ではアレクサンダーテクニークを導入されている。日本でも最近は音楽家に知られるようになったようで、各地で講座が開かれている。岡山では教室開講以来ずっと演奏家向けのレッスンもおこなっている。