マインドモデリング
マインドモデリングでは、意識的調整を応用して情報の取り入れ方や取り出し方について学びます。目的を明確にさせるところから始まり、その目的に至るまでの手段・手法をお伝えします。
マインドモデリングを練習していくことで、ものの見方や考え方が変わり、今までとは違う情報の取り入れ方・取り出し方を手に入れられます。また、アレクサンダーテクニークも含んでいますので、練習をしていくことでより健全に高速学習が進みます。
マインドモデリングは、大抵2日間あればやり方をお伝えできます。2日間の時間が取れない方は8日間でおよそ90分ずつ。それでも、お時間が取れない場合はもっと凝縮して・・・ということになりますが、授業のやり方はかなり異なります。
個人レッスンや複数回にわけて受講する場合は、レッスン計画を立てる必要があります。マインドモデリングを学んだ後には、サボったり思い出したりしながらでも、ご自身で継続的な練習が必要です。グループレッスンでは一緒に学ぶ仲間もいますので、その後の復習会や、再受講も可能です。
教科書があります。
視覚から入る心身調整
マインドモデリング視覚統合のワークは「みること」を入り口に、意識的調整を学んで心身を自己調整していくワークです。みるという言葉の中身には、視覚情報・想像の中の映像・未来予測や計画の組み立ても含めます。
過去に「姿勢を直せば視力が戻りますか」と質問がありました。そのように思ったときにご自身で問い返してみてほしいことがあります。「姿勢を直すとはどのような考えを持って言っているのですか」、「ある見え方が全身の使い方に及んでいる可能性はあるでしょうか」、「あるいは全身の使い方が見え方に及んでいるという可能性はあるのでしょうか」、「そもそも視力が戻るという意味は何を意味しているのでしょうか」「何を基準として視力が良いか悪いかを判断しているのですか」「あなたの言う視力とは一体何を意味しているのでしょうか」「もし今よりその視力が何らかの改善したならばやりたいことが何かありますか」と。
アレクサンダー氏の『自己の使い方』から引用します。
どの吃音者でも私のところへ来て助けてほしいと望んだ方には、「どもり」が身体のあらゆる部位に及んでおり、舌と唇以外にもいろいろな面倒が起きていると示した。
この吃音者を近視の人や遠視の人、あるいは目が良いと思っている人などに置き換えてみるといかがでしょうか。
学ぶこと
- これから学ぼうとしている「視力」とは何を意味しているのか。
- 目から入ってきた情報がどのように処理されているのか。
- 見え方と全身の使い方における相互作用はどのようなものか。
- ある使い方がみることに及ぶことで、見え方や思い方、感じ方にどのような影響をするのか。
- みるという行為と脳内のホルモン分泌の関係性についてどのようなことがあるのか。
- etc.
コンタクトやメガネをつけている方は時間をかけて練習をすることで、それらを日常の中でつける時間が減る方向に行きますし、見え過ぎて困っている方には考え方が変わることで、物事の見え方が変わる可能性を提示できるかもしれません。メガネ・コンタクトの使用で特定の使い方から生じる肩こりや腰痛、気分などの不調に対しても、そのようなこと変わることで機能が影響して、みるということに対して思い直していくと、それらの問題も減る方向へ行くでしょう。
長年してきたことをやめていくのにそれだけの時間が必要になります。お問い合わせいただければスケジュールを組んでオーダーメイドで計画することもできます。仲間がいると励まし合って一緒に継続できるかもしれないのでお友達と2、3人で受講することもお薦めしています。また、イベントで1日(約6時間)かけて視覚統合に特化したワークショップを開催するときもあります。5、6人いれば出張にも応じます。お問い合わせください。
こんな人に
- 今までとは違う学び方をしたい
- 自己実現に使いたい
- たくさんの資料があって困っている
- 資格を取りたい
- 試験がある
より詳細な説明は、Mind Modeling Japanにあります。