教師

池田 智紀 (いけだ とものり)

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岡山県出身、在住の教師です。小学生の頃からピアノ・トランペットの演奏を学んできました。吹奏楽のコースがある高校を経て、大学では音楽教育と演奏に励んできました。学生時代は、近隣の中学校・高校でトランペットの指導、奏者としてブラスバンド・吹奏楽・オーケストラを経験しました。2009年の市民参加演劇に奏者として参加。学部時代には演奏法と教育について、大学院ではアメリカの教育学者ジョン=デューイについて研究しました。2012年、長崎大学大学院教育学研究科を修了。修士(教育学)。AT以外の活動では、電子書籍の制作、ウェブ関連の開発・管理をしています。

ワークに関する略歴

2007年頃、学生時代の講師からアレクサンダーテクニーク(AT)の存在を教えてもらう。当初はボディマッピングと混同していた、ATとの違いに気づき、ATのレッスンを受けたいと思った。

2008年、長崎での教師養成コース開校を知って横江氏のワークショップに参加、初めてのATレッスンを受講。

2010年~2013年、アレクサンダーテクニークジャパン(ATJ)の教師養成コースに参加。同じ頃、FMのワークについて研究を始める。ワークの学びの中で演奏や腰痛など問題に苦しむことが徐々に減っていった。1600時間以上のトレーニングを経て2013年に卒業。

2013年~、意識的調整実践センター(ATJ岡山教室)を主宰。意識調整教師・ATJ岡山教室専任教師。一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会(ATK)所属。ATJ翻訳チーム・出版部に所属。F.M.アレクサンダーによる著書の日本語版プロジェクトに参加、書籍製作に携わる。F.M.アレクサンダーとデューイの教育について研究と実践のほか、F.M.アレクサンダー関連の歴史調査を継続する。

2014年、ATK理事に就任。

2017年、欧米でアレクサンダーのワークや歴史の実地調査。これまでの調査により、創始者の文書やその所在を複数発見してきた。研究者へ資料提供もしている。

2020年、伝記製作プロジェクトFMAResearchを企画

2023年~、「アレクサンダー研究」を製作・発行予定。

SNSなど

活動歴

  • 2022年10月
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会で「ガーニー=マキニスの覚書から」を発表
  • 2022年6月
    ATK地区勉強会(中国)にて「新聞記事で追いかけるFM」を発表
  • 2022年4月
    ATKの会報に寄稿
  • 2021年10月
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会で「第一世代と『自己の使い方』」を発表
  • 2021年2月
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会で「手順について」を発表
  • 2020年11月
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会で「FMアレクサンダーと裁判沙汰」を発表
    『新人類の最高遺産』付録一を担当
    資料:ランドルフ=ボーン「別の救世主」
    資料:訪日したデューイと意識調整
  • 2020年2月
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会で「FMアレクサンダーの手紙」を発表
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会 理事・会長
  • 2019年
    FMアレクサンダー関連で雑誌に投稿、進行待ち
    FMアレクサンダーの新しい投書を発見
    資料:ジェローン=スターリン「Stories about New Avenues to Do Research, Part III」(pp. 1-2)
  • 2019年10月
    第37回日本歯科東洋医学会学術大会 ワークショップIV 「医療従事者のための心身調整〜アレクサンダーテクニーク〜」
  • 2018年5月
    英国のナショナル・アーカイブスでスタッフォード=クリップスに宛てたFMアレクサンダーの書簡を発見 Mouritz社に情報提供し、2020年に出版された書簡集で収録
  • 2018年4月
    ジェローン=スターリン著『Frederick Matthias Alexander 1869-1955 English Summary』を翻訳 動画: 吹奏楽とアレクサンダーテクニーク
  • 2018年
    2017年の海外遠征についてATJで発表
    発表スライド:「欧米での調査2017年
    動画: FMアレクサンダー研究 12345
  • 2017年12月 ATKの会報No.3に寄稿「FMアレクサンダーの知られざる脚本
  • 2017年8月~11月
    8月半ばから11月末まで英国・ネザーランド・米国・豪州を周る
  • 2016年4月
    動画: FMアレクサンダーのワークと著作
  • 2015年~
    岡山を中心にワークショップを開催
  • 2015年 「アフォリズム・教える言葉(Teaching Aphorisms)」翻訳
    「自伝的小品(Autobiographical Sketch)」翻訳
    いずれもFMアレクサンダー著、横江大樹訳『人類の最高遺産』付録に収録
  • 2014年
    富山・岡山各地でワークショップを開催
    ATJ広島教室と共同でワークショップ
    一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会理事(2014~)
  • 2013年
    教室オープン
    富山・岡山各地でワークショップを開催
    ATJ広島教室と共同でワークショップ
    意識的調整教師(アレクサンダーテクニーク教師)
    アレクサンダーテクニークジャパン 岡山教室専任教師

活動方針

  • FM氏の発見した原理、意識的調整を基礎としたワーク
    1600時間以上のトレーニングを修了した教師がレッスンをします。ご自身で習慣的な行為を見直し、予防的に原因を減らしていく方法を選択するお手伝いします。
  • 演奏・パフォーマンスに関する問題解決
    演奏を通してFMアレクサンダー氏の発見と演奏を学ぶことができます。パフォーマンスの向上を目指します。
  • 意識的調整に関する研究
    FMアレクサンダーの歴史・ワーク・記述とその周辺を研究します。調査結果を随時発表します。
  • 関連資料の収集と保管
    国内では関連資料を気軽に参照できる機関はありません。当教室では関連資料の収集・保管をしています。現在総数は100点以上、独自入手した史料もあります。資料で研究や保有資料の一部を掲載しています。
    FM's Cheque
  • 各地でのワークショップ
    各地でワークショップをおこなっています。近隣県では出張ワークショップを開催こともあります。全国への訪問レッスンも対応します。お問い合わせください。

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